8/27(土)涼しい話
リネージュをはじめて
もうじき8年目。多分それぐらい。

その間色々ありました。

一番思い出深いのは
数年前に2年連続入院したとき。

腸閉塞でした。原因はこれまた数年前の手術の際
お腹に糸が一本あって、それに小腸がひっかかり
その原因となったのも正月に父の家で食いすぎたと。

そんなアホな理由で
夜中救急車で搬送されて一週間、
第三病棟の「死ぬ人・予備室」におりました。

ツイタテ向こうの人が毎日死んでいくんです。
心臓マッサージの反動がツイタテこっちの
私にまで振動が伝わり、
私が思わず一生懸命「息」をしてみたりw

いやいや。延台輔も医療従事者のはしくれ。
そこに甘えたかつけこまれたか
割とアバウトに私は放置されておりました。

そんな感じで、毎日隣で人が亡くなっておりました。
同じ部屋で。うぇえwwっうぇうぇww

ちょっと、今言っとく。

処置搬送せず、4時間も5時間も
ご遺体と二人っきりにするんじゃねええ。
何人もの人と
語り合ってしまったじゃねえか。


☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆




「死」とは、それほど「生」とかけ離れた場所に
あるわけじゃござんせん。
特に病んだ身では、生と死の境界線など
おぼろにぼやけて、超越したところの
ナニカを、身近に感じたりもします。

死ぬことは決して怖くはありませんでした。



チューブをいっぱいつけた体で
「いたぃよぅ」とうめくのも疲れた

その夜の午前2時。

カーテン向こうに忽然と人の影がΣ( ̄□ ̄)


すわ!昼間亡くなった人か!
迷い出たか!

随分長い時間、横顔のシルエットで
たたずんでおりましたが、やがて

 わしっ とカーテンの端をつかみ、
ジワジワとカーテンを開けてくる・・・。

 おれ、腹が痛くて死にそうな上に
恐怖でも死にそうになったんww

 鼻とケツに小腸までチューブ入ってるし
点滴も両腕。 「重体」に近い体で、動くこともできんwww

入り口のオレンジ灯をバックに
とうとう侵入者の顔があらわになった。

キョエーー
こんな怖い経験初めて。
見ちゃうのかな。今夜私は見てはならぬものを。


・・・・・・・・・・・・・・
ひょいっと出た顔は
笑わない老人の顔。でかい。
眼力はんぱない。



 れ、・・霊かな?

ガン見してくるんで、こっちも全身全霊を込めてガン見した。

長い長い時間が経った。
閉塞の痛みと恐怖で油汁出ましたな。



 「ワシの帽子、知らんか」

 しゃべった

「会社へいくのに、ワシの帽子がないんや」

 夜間徘徊の生きた人間やがな~\(○^ω^○)/


 ワシ「ロッカー探してみ。そこの」

じいちゃんの後ろにある私のロッカー。
バスタオルや着替えが入っているはず。
私は動けないから見たことないけどw

認知症のじーちゃんは、
私のロッカーを長いことごそごそ。
「ないわー」
 「そかー。困ったねえ。帽子がないと」
 「困ったわー」

 明け方6時ごろまで
延々と私の部屋を訪ねてきてくれました。
どうせ、痛みと苦しさで眠れないのでよかったんですが
明け方に看護師が金切り声をあげておじいさんを怒るので
じいさんも、興奮して大声で暴れ始める。

看護師さんよ。

おまえ、今まで何してたんや、と。
認知症に大声出して何になる。

ワシは重体で一晩じいさんの相手をしてた。
大人しくしてた。
帽子を探すのに没頭して、
何度も何度も。
若いころはきっとまじめで
毎日きちんと勤め先に出かけていたんだろう。

じいさん、好きでボケたわけじゃない。
誰だって、病気もなる。ボケたりもする。
のぞかれたときは、ちびるほど驚いたけど
心配ない。
おれ、留置カテーテル(笑)ちびる心配ない。

なのに、なぜおまえ、大声でじいさんを叱る。
おれの一晩が、だいなしだ。

洗面器と着替えしか入っていないロッカーでも
じいさん、探せば少し心落ち着くだろう。

ワシのロッカーをじいさん専用にしてあげたまえ。

その後もこの病棟では色々あったんですが
そういう話しを思い出しましてな。書きました。
 前もここで書いたけどねw
 SSも編集して、書き込みを始めたんだけれど、
今日は、ここまで。

  ありがとうございました^^
【2011/08/27 21:09 】 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
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